和名:キクヅキコモリグモ
学名:Pardosa pseudoannulata
大きさ:♀10〜12 mm ♂8〜9 mm
採集できる季節:〜月
採集できる場所:奈良教育大学の理科棟裏で採集されました。
説明:徘徊性(はいかいせい)で、巣をつくりません。田んぼによく見つかる種で、害虫駆除に貢献している。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 背甲(はいこう)の正中黄条(せいちゅうおうじょう:正中にある黄色いスジ)は幅がせまく、短い。赤茶色の中窩(ちゅうか)の周りが明るい色である。
  • 前眼列は端直。第2列眼は最大。
  • 胸板は黄色で基節間に左右3個づつの黒点がある。
  • 歩脚は黄茶色で背面に黒い毛がある。たい節、膝節は黒い毛のためにしまがあるようにみえる。
さんこうに

した本

原色日本クモ類図鑑 保育社